車両動揺測定装置、鉄道軌道測定装置
[概要]
[車両動揺測定装置](以下、本装置)は、車両の走行時における三軸加速度信号の計測、収録、解析、表示を行う。 走行時の位置(距離)、速度、を同時に測定するGPSと、駅停止信号や予め収集した線路構造物データベースにより様ざまな解析や表示が可能である。 収録したデータは、警報値判定が自動検出され、最大値、発生頻度などの解析が行なわれ、管理表に出力できる。 また、警報値発生地点の動揺波形を拡大表示すると共に、プリント出力ができる。 本装置は車載時のセッティングや操作が簡単である特徴と、設置場所を制限されない携帯型動揺測定、及び解析装置である。
[特徴]
1.GPSと線路構造物データベースでの測定、地下鉄やトンネル区間での測定も可能
2.軌道点検管理や車両動揺解析試験に活用できる 三軸動揺グラフ/判定レベル表/速度/時間/距離/施設情報を収録表示
3.小型・軽量 操作が簡単 バッグに収納状態で“人知れず測定”も可能(ハードケース、又はソフトケース)
4.従来測定の三人作業が一人作業に“作業改善” “キロポスト”のボタン入力が省略できる
5.パソコンでのモニター、収録、解析、作表、データ管理など、共有化が図れる
[構成、外観]
ハードケース収納 ソフトケース収納
[解析(軌道)]
車両にて計測中
車両の動揺値を解析(軌道の距離軸に従った表示) 判定値を超えた振幅が発生した場合、警報データとして表示する。
[解析(乗り心地レベル)]
指定された区間の周波数解析(FFT解析)を行い、パワースペクトラム密度を求める。パワースペクトラム密度に、等間隔曲線の重み付けをし、対数軸グラフとして表示する。 パワースペクトラム密度より、乗り心地レベル(Lt 値)を計算する。 そのパワースペクトラム密度より、オクターブ帯域ごとの寄与率を求める。また、区間の平均速度も算出する。
[解析(乗り心地線図)]
指定された区間の振幅解析を行い、判定値以上の振幅と周期を、乗り心地解析線図上にプロットし、対数軸グラフとして、表示する。 また、区間の平均速度も算出する。
営業担当 宮崎 TEL 042-345-3196 FAX 042-345-3197 E_Mail hidehiko-m@tech-port.co.jp
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最終更新日:2012/03/26 |